セラミック治療とホワイトニングの実施順序について

歯の着色が深刻で、ホワイトニング単独では改善が困難な場合、セラミック治療を組み合わせることがございます。また、セラミック治療をお考えの患者様の中には、同時にホワイトニングもご希望される方もいらっしゃいます。このような状況で重要になるのが、どちらの処置を最初に実施するかという治療順序の問題です。

原則としてホワイトニングを最初に実施いたします

ホワイトニング


両方の治療をお考えの場合、一般的にはホワイトニングから開始いたします。ホワイトニングによる漂白効果は、実際に施術を受けていただかなければ正確に予測することができません。患者様の歯質により期待したほど白くならない場合もあれば、予想を上回る美白効果を実感していただける場合もございます。このように漂白効果には個人差があるため、色調調整が可能なセラミック治療を後から行う方が理想的な結果を得られます。

 

セラミック治療を最初に行った場合の問題点

ホームホワイトニング


セラミック治療では色調の微調整が可能で、患者様の天然歯に合わせた色合いを再現することができます。しかしながら、セラミック素材自体をホワイトニングで漂白することはできないため、セラミック治療を最初に実施してしまうと、その後のホワイトニングで天然歯が白くなった際に色の不調和が生じてしまいます。このような理由から、両治療をご希望の場合はホワイトニングを優先して実施いたします。

ホワイトニングには予測困難な側面がございます

費用

前述の通り、ホワイトニングで得られる美白効果は患者様によって大きく異なります。さらに、治療中に知覚過敏症状が現れるなど、薬剤の使用を中断せざるを得ない状況が発生する可能性も考慮する必要があります。このような予測が困難な要素がホワイトニングには存在するため、多くの症例でホワイトニングを先行して実施することが推奨されています。なお、セラミック治療のような歯質の削除を伴わないため、ホワイトニング自体に重篤なリスクがあるわけではございません。

以上のように、ホワイトニングとセラミック治療を併用する際は、ホワイトニングから開始するのが標準的な治療手順となります。セラミック治療を先行した場合、理想的な色調バランスが実現できない可能性があるため、治療の実施順序を適切に計画することが重要です。

関連情報をお探しの方はこちらもご覧ください

過去のお知らせ・コラム